江戸べっ甲


 伝統技術「江戸べっ甲」を利用したランプシェード。
 従来の電球では発熱の問題があり耐熱性に難のあるべっ甲をランプシェードに利用できませんでしたが、光源に低発熱のLEDライトを使用することにより可能となりました。
 べっ甲製品は複数のタイマイの甲羅を水と熱を加えながら圧力をかけ繋ぎ目が分からないように作成しています。
 今回のランプシェードのようなサイズに薄く広くべっ甲を加工製作するのは非常に高い熟練技術を伴います。何層にも重なったべっ甲の柄から通されたLEDの光は暖かくそして美しく変化し、お部屋を灯します。
 自然、科学そして職人の手によって作られた世界にひとつだけの灯りです。




地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター



タグ:東京都 広域関東 その他の工芸 照明器具 素材 伝統工芸 匠人