別府竹細工


 別府竹細工とは、大分県が生産量第1位を誇るマダケを主材料として、手作業で竹ひごを使って編み上げ形作る「編組(へんそ)」という伝統技法を用いた花籠や盛籠などで、室町時代に始まり、江戸時代に別府温泉の湯治客のお土産として市場が拡大し、別府周辺の地場産業となりました。
 その後、昭和54年に経済産業省の「伝統的工芸品」の指定を受け、竹材資源の活用と、伝統技術の保護育成などを行っています。
 近年、美術工芸品としてアメリカのコレクター達から高い評価を得たり、若い後継者たちの活発な活動がマスコミに取り上げられることが多く、景気回復の兆しが見えない経済状況の中で、地場産業振興のために皆で力を合わせた結果、明るい兆しが見えてきています。




大分県産業科学技術センター

「竹のビンテージ復刻版の開発 」に関する共同研究



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