甲州手彫印章


 甲州手彫印章は、平成17年7月31日に伝統的工芸品として指定を受けました。美しい篆書を中心に、彫ろうとする文字のデザインを考案し、印面調整、印稿、字割、字入、粗彫、字直しなど、多岐にわたる工程で、昔ながらの道具を使い丹念に手作業で作られています。
 中でも、字入や字直しは熟練を要する作業であり、これらの手作業を経た印章による印影は唯一無二の華やかな趣があります。
 材料は柘植、水牛および水晶を古くから使用しており、実印、認印をはじめとする日常生活で用いられる数多くの印章を生産しています。地域の基幹産業として力を発揮してきた歴史とともに、何代にもわたり甲州手彫印章の技法が現代に伝承されています。
 今後は印章特有のオリジナル書体などを生かしながら、他分野とのコラボレーションを積極的に行うことで、新たな可能性を模索していきたいと考えています。




山梨県工業技術センター

甲州手彫印章



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