秩父銘仙


 銘仙は、関東の足利、桐生、伊勢崎、八王子、秩父の5産地で生産されていました。主に、明治後期から大正、昭和初期と飛躍的に生産量を伸ばし日本の繊維産業を支えてきた織物であるといえます。
 秩父銘仙は、明治初期に秩父縞、秩父太織から、絣や格子など模様銘仙が考案され、明治41年(1908)に「解し捺染」の技法で「特許第14632号」を取得したことで飛躍的に生産量が増し、多彩なデザインや技法により生産量で首位を争うようになります。
 現在は、最盛期からみると生産量は激減していますが、秩父銘仙の原点である、手織りの秩父太織や、縦糸に模様を捺染して力織機で横糸を織込む解し捺染の技法が継承され、今も、現代の生活に適応する新しい秩父銘仙が製造されています。




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