広島針 ~レース針・かぎ針~


 広島針の歴史は江戸時代に浅野藩主が長崎から針職人を連れて来たところからはじまります。広島の北部には針の材料となる鉄を「たたら」で生産する中国山地が控えていました。鉄はその中国山地から清流太田川を利用し、舟で広島へ運ばれていました。手工芸で生産されていた針はその後、機械製造へと移行するとともに品質・生産量が向上しました。「縫針」の生産量は現在も国内シェアはほぼ100%です。
 戦後は生活の様式や習慣が一変し、針の需要も減って行きました。そんな中、チューリップ株式会社は針固有の生産技術を活用し、エレクトロニクス分野にも進出する一方で、本来の針づくりの延長上にあるレース針やかぎ針でも個性的な商品開発を進め、長時間の使用にも指に優しいクッショングリップ付きの「ETIMO」を誕生させました。




広島県立総合技術研究所

公益財団法人 広島市産業振興センター

チューリップ株式会社



タグ:広島県 広島市 中国・四国 工業製品 素材 技術