甲州水晶貴石細工


 今から約1000年前、御岳昇仙峡の奥地金峰山で水晶の原石が発見されたことが、甲府での水晶細工の起源です。 江戸時代の天保年間、京都より玉造りの職人を迎え、鉄板の上に金剛砂をまいて水晶を磨く方法を考案したのが水晶細工の始まりでした。
 そして、安政年間(1850年頃)には水晶や翡翠を使った数珠や帯留め、根付けなどの注文があり、産地として確立していたことは、土屋家(現土屋華章製作所)の蔓注文帳にしっかりとした記録として残っています。
 江戸時代から発展した、水晶研磨加工技術の継承と発展により、装身具、仏具、鑑賞用等の製品として、国内の他の地域には見られない産業集積地ならではの工芸品です。




山梨県工業技術センター

土屋華章製作所



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